「冷えの味方!あったか~いお灸のはなし」

今週のお題「あったか~い」

 

こんにちは!出張鍼灸師Kanaです☀

 

はてなブログを書こうと開いたら、今週のお題が「あったか~い」だったので、ちょうど書こうと思っていた内容にぴったりだったので書いていこうと思います(^^)

 

冷えの味方!お灸

 

月曜日に降った雨が明けると、急に寒くなり冬が本格化しましたね(;゚Д゚)

寒いのが苦手なので、朝布団から抜け出すのが一層大変になりました。

 

この時期私は、足先が冷えて眠るのもつらくなり、さらに冷えが身体を支配していくと生理も遅れてしまいます、、、。

そんな時にするのがお灸です!

 

お灸は、ヨモギから生成されるモグサというものを燃やし身体に温熱刺激を与えることで治療する鍼灸師にとっては欠かせない相棒の一つです。

 

お灸には大きく分けて2つの種類があります。

  • モグサを米粒大もしくは半米粒大にひねって作り肌に直接置いて燃やしきる直接灸。
  • 台座や紙筒に包まれ、肌に直接当てず、台座を通してまたは、肌から離してじんわり熱刺激を与える間接灸。

お灸は大きく分けるとこの2種類に分かれます。

普段、治療をする際に私が使用するのは、半米粒大のモグサを燃やしきる透熱灸です。

ただ、現在は火傷を好まない傾向にあるので、火傷防止のための灸点紙という専用のシールをお灸を据えるところに貼っています。

自分自身にお灸を据えるときは、温度調整の練習も兼ねて肌に直接乗せているのですが、この灸の刺激がちょうどよいと「チカッと」一瞬熱を感じます。

それが、すごく気持ちが良いのです!

 

患者さんには、シールありでやっていますが、この「チカッと」するのが気持ちが良いと好評です。最初は、慣れない刺激なので皆さん「熱いっ」と驚いていましたが、回数を重ねていくと、その刺激が心地よくなるというものに変わっていきました☺

 

冷えに効果大!「三陰交」

「三陰交」は、足の太陰脾経という経絡に属するツボです。

このツボはメディアでも広く取り扱われることもある有名なツボですね♪

【場所】

足の内くるぶしからスネの内側で骨の際に沿って、指4本上に取ります。

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【効能】

女性特有の疾患に効果が期待できます。

生理痛や生理不順などの疾患や更年期障害など幅広く使われるツボです。

さらに、このツボ周囲が冷えている方は消化器系の不具合(下痢や便秘、消化不良など)が起こりやすく消化器系の働きが弱っているかもしれません。そんな時は、栄養が十分体に取り込まれづらくなるので体の冷えにもつながってきます。

薬局などで売られているせんねん灸や治療院や専門店で売られている棒灸などでセルフケアにも使いやすいですよ(^^

 

火を使うお灸は怖い、小さい子がいるから火を使うのは避けたいという方には、

ホット用のペットボトルにお湯を入れてタオルなどでカバーをした物がお灸の代用にもなるので足が冷える日には一度お試しください(^^)/

 

これから、寒い日がまだまだ続きます。

身体をケアしていきましょう!